十八日目

 チャリで隣町まで爆走。正直、学校まで行っても余裕だったと思う。帰りで死ぬんだけど。
 もう疲れた。余裕とか言ってるけどそれは行きだけの話で、帰りは坂道と強風と砂埃がジャムって僕を痛めつけたんだ。気分は悪くない、むしろ心地よいけど、筋肉痛の体を十五キロもワープさせたらじいちゃんになっちゃったってこと。
 決意を胸に寝る。とにかく寝る。ABAYO!