社会には、誰でもできる仕事とその人にしかできない仕事の二種類があって、僕は死ぬまで前者しかできないんだろうなとふと思った。先のない未来が浮かんできて、少し寂しい。でもしょうがないんだ。勉強もできなければ芸術の才能も無いし、運動なんてもってのほか。僕はそんな人間なんだから。時間を無駄に消費するだけで、生きてるんだけど死んでるような、廃人のような一生を送るしかない。今までだってそうしてきたんだし、これから変わるわけがないよ。単なる背景にしかならない、簡単な記号でしか認識されない人生をまじめに過ごすのもばかばかしいから、音楽で狂って、読書でささやかな好奇心を満たして、前よりずっと浪費してやる。金や時間を無駄にするのだけは得意だから、きっとできる。


 何が言いたいのかよく分からない文章を書いて、人生を無駄にしてやるとかそんなようなことを言いつつも、明日は図書館で数学でもやるかとか思ってたり、よくわかんない人間です僕は。鬱っぽいことを書いていても実は躁だったり。こういう精神的に病んでいるところがうまいこと創作活動やら学問やらに生きてくればいいんだけれど…。根性も集中力もないから無理だ。あきらめムードでもやっぱり躁な気分。もうだめだもうだめだ