図書館に行くのが面倒くさいから
(と言うか外に出ると飛蚊症が目立つから)
家で勉強しようと思っている
自室が暑すぎてやる気しないけど
ホコリまみれの扇風機を引っ張り出して
猛暑も受験も乗り切ってやる!


昼飯を食いながら見たMTVロックスに
ロッソのプロモが流れていた
シャロンという曲だった
今までロッソはあまり好きじゃなかったけれど
このプロモはあまりに格好良すぎて考え改めざるを得ず
棚に積まれているアルバムを聴かずにはいられなくなった


昨晩ネガティヴハッピー・チェーンソーエッヂを一気に読んだ
悪者が来て少年少女はこれに立ち向かうという分かりやすい話だが
若者にとって重要な主題がそこにはある
この悪者からしてどの若者も持つ不安が具現化したような存在であって
主人公の少女は「理由は分からないけど倒さなければならない」と奮闘し
方や少年は「倒せるわけ無いんだから放っておこう」と投げ出すのである
どちらの意見も頷いてしまう
特に少年には深く感情移入してしまう
ネタバレなので深くは言えないが
物語終盤の主人公の叫びは特に親近感を覚えた
自分は同じ台詞を叫んだことが何度もある
というか毎日の如く叫んでいる気がする
こんな飛蚊症に悩まされて頭の悪さに苦しめられて何も出来ないくらいならいっそ…
という具合に
「勝てやしないけど、方法はあるんだ」というこれまた少年の台詞には
勇気付けられる
自分は何度も負けている
これからも勝てやしないんだけど
なんとかやっていける
その考えだけでこれからも生きて行けそうな気分になる
この本を読んで勉強する気が湧いてきたし
またギターやピアノを再開したいという気持ちも強くなった
頑張った挙げ句に敗れ去り
虚無感に支配されてそれ以上進行しなくても
それでも別にいいんだよなあ
今やれることを無我夢中でやろうと思わせてくれた作品
近いうちに再読予定


上に書いた作品には音楽に関するネタが中々豊富で
滝本竜彦は結構音楽を聴いたりギターを弾いたりしている人だと思われる
ギターを弾いたことがある人なら確実にうけるネタが盛り込まれている
某ハードロックの第一人者がふと出てきたのにはにやりととした
BSアニメ夜話エヴァンゲリオンの回で出演していたときは
とてもそんな印象を受けなかったが
今思うとパンクロックとかやってそうな気がする(笑)