Yngwie J. Malmsteen's Rising Force / War to End All Wars
- アーティスト: Yngwie Malmsteen
- 出版社/メーカー: Spitfire
- 発売日: 2000/11/21
- メディア: CD
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感想。本当に様式美だなあと思う。音の構成が耽美で、イングヴェイの血筋が貴族というのも納得してしまう。壊すんじゃなくて、築き上げる音楽。貴族が住む城のような印象を受ける。ジャンル的にはネオ・クラシカル・メタルと言うらしい(疎くてすみません)。確かにクラシカルかもしれない。
RPGのBGMとしても使えるような曲、というか実際に使われていそうな曲もあって、その手の作曲者たちにも影響を与えているのかもしれない。確かに音を緻密に積み上げていくクラシック的な音楽は、ドラマ性の強いものの背景にもなりやすい気がする。すくなくともパンクよりは…。グルーヴのいいものだったら旋律が荒削りでもいいのかもしれないけど。
東洋の民族音楽のような曲は、ギターはこういうこともできるんだぜと言わんがばかり。シタールのような音も、別の曲のどこかにあったような気がするけど、それさえもギターで弾いていそうだ(聴いている途中に考えたことなんで、あやふやですみません。再び聴く余力無し)。
イングヴェイは、自分の中では発言ばかりが先行してしまって音楽がついてこなかった。実際に聴いてみると…発言がより笑えるようになるかも(笑)。天は人に二物を与えず、ということがよく分かって。ギャップがいいね。イングヴェイ様なら暴言も許される! …か?