後悔は回帰するか

 もうサークルなんかやらずに、読書と筋トレに励む孤独な日々を享受した方がいいのかもいしれない。なんでこんなことを言い出したかというと、サークルのガイダンスに行くのが面倒くさかったりとか、実際サークルが始まったら帰るのが遅くなりそうで面倒くさいとか、その程度のふざけた理由からなんだけど。時間が空いたら図書館で勉強しろよとかもっともな意見も浮かんでくるし、第一、こんな腑抜けな思想では何事もできるわけないだろうとも思う。
 行きたいサークルが全部だめだめサークルだったら踏ん切りが付く。しかし仮にそうでも、確認しないとその後「やっぱり行っておけば良かった」という後悔が拭い去れないはず。僕はこんな後悔を数え切れないほど体験してきた。なのに、それをふまえても億劫だ。だから自己弁護なんて出来ない…自分は駄目じゃないなんて、言えない…。
 奮起して、忙しいのは最初だけと割り切って、明日からはまたサークル見学に行ってみようと思う。正直これをしないと何も始まってこない。見に行ったサークルは、箸にも棒にも引っかからないか、それとも…。
 (…こんなどうでもいいことでああだこうだ悩むのは馬鹿馬鹿しい。もっとすっぱりと生きていくべきでは。)